公益財団法人 朝日ウッドテック財団

財団についてAbout Foundation
奨学金事業Scholarship Programs
研究助成事業Research Grant Programs
財団について
代表理事挨拶
当財団の代表理事の挨拶

私たち朝日ウッドテック財団は、1975年5月に財団法人海堀奨学会として設立以来、これまでに延べ540名に返済不要の奨学金を給付し、経済的に厳しい環境にある学生・生徒の学びを支援してまいりました。その若者たちが夢を持ち社会に出て今の日本を支えていることを思うと大変感慨深く、47年間奨学金事業を継続してきた意義を改めて認識しています。

さて、当財団は2024年に設立50年目を迎えます。この大きな節目を機に、SDGsという世界共通の課題に向き合うため、財団の事業をさらに発展させて、これまで以上に社会に貢献してまいりたいという考えに至りました。

その具体的な取り組みとして、長年おこなってきた「奨学金事業」をさらに拡大するとともに、新たに「研究助成事業」をおこなうことにしました。
「研究助成事業」をおこなうことにしたのは、財団の運営母体である朝日ウッドテックの事業は自社の努力だけではなく木材に関するさまざまな研究によっても支えられており、そうした分野の研究に取り組む大学・大学院や公的機関等の研究がより一層進んでいくように研究者を支援することで、木質建材業界、さらには建築業界の発展に貢献したいと考えたからです。
さらに、朝日ウッドテックの技術者には木材に関する分野で学んだ人たちがたくさんいますが、この分野の研究を支援することで少しでもご恩返しになればと考えました。

私たち朝日ウッドテック財団の理念は『大樹深根』です。その意味は、「大きな樹木となることだけを望むべきでない、根を地中深く太く張らせることに努めよ、そうすれば樹木は自然に如何なる風雨にも耐える大樹になる」です。

未来の日本を担う奨学生や、木質建材業界・建築業界の今後の発展につながる研究を樹木に例えるなら若木といえるかもしれません。その若木たちがたくさんの栄養を吸収し、しっかりと大地に根を張り巡らせて立派な大樹へと成長していく。その成長を支える栄養のひとつが朝日ウッドテック財団であったなら大変嬉しく思います。

代表理事 海堀 芳樹

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